高圧水により排水性舗装の凸凹形状を維持したまま塗膜のみを剥離するため、塗装面へのダメージは最小限に抑えることができます。
また、高圧水の噴射と剥がれた塗膜の吸引を同時に行うことで、空隙部の目詰まりもなく排水機能に影響を与えません。

従来の機械式切削工法では、回転ビットによる引っ掻きや打撃による消去方式のため、塗膜のみならず舗装面にダメージを与えてしまいます。
また、削り取られた舗装面の破片が排水性舗装の空隙部に詰まることで、排水機能を低下させることにつながります。

従来工法の切削式では、施工時・交通解放時に粉塵が舞ってしまう、走行中の車や近隣環境への配慮のため、多数の作業員により、ほうきで清掃する必要がありました。ウォータージェット工法では、施工時及び交通解放時に粉塵等の飛散もなく、施工後の清掃作業が不要なため、少人数での作業が可能となり、大幅なコスト削減につながりました。